【必見】公務員は副業禁止!でも投資はできる|公務員でもできる3つの資産形成法

「公務員は副業禁止だから、資産形成は無理」――そう思っていませんか?
結論、公務員でも投資は合法的に可能です。本記事では、副業禁止の法的根拠をまず明確にし、そのうえで元公務員の視点から、今日から実践できる資産形成の3本柱を解説します。制度と仕組みを味方にして、着実に資産を積み上げましょう。

資産形成のやり方について解説します。私のプロフィールはこちらから

目次

公務員の副業禁止:法的根拠と「投資はOK」の理由

副業禁止の根拠

  • 国家公務員法
    • 第103条(私企業からの隔離等):営利企業等の役員・従業員等への就任や従事を制限。
    • 第104条(他の事業又は事務の関与制限):営利を目的とする私企業の経営等への関与を制限。
  • 地方公務員法
    • 第38条(営利企業等の従事制限):営利企業等の役員・従業員等の兼業を制限。

要点:「労働提供や事業経営による収入」を制限している。
一方、投資(株式・投資信託などの資産運用)は、労働の対価ではなく資産からの収益であり、一般に副業に該当しない

投資が許容される理由と注意点

  • 許容される理由:資産運用益(配当・値上がり益)は役務提供の対価ではないため。
  • 注意点
    • 勤務時間中の売買や私用端末利用は服務規律上NG。
    • インサイダー取引・守秘義務違反は当然アウト。
    • 規模・態様によっては「事業性」と見なされる恐れ(例:大規模な賃貸業)。所属庁の内規・許可制度を必ず確認。

免責:本記事は一般的解説です。最終判断は所属庁の服務規程・内規に従ってください。


公務員がやるべき資産形成3選

1. 投資信託(S&P500/オルカン)で自動積立

  • 狙い:給与から自動で先取りし、長期・分散・低コストで複利を最大化。
  • 候補
    • S&P500連動(米国の稼ぐ力にベット)
    • 全世界株式(オルカン)(地域分散の王道)
  • 実務
    • 給与日に定額自動積立(例:月3万円)
    • 信託報酬が年0.2%未満の低コストを選ぶ
    • 20年以上の長期で、下げ相場でも積立継続

投資信託とは?S&P500とは?解説はこちらから↓

【解説】S&P500とは?初心者が失敗しない投資信託の選び方と始め方

2. iDeCo・新NISA・ふるさと納税の制度活用

  • iDeCo:掛金が全額所得控除。公務員も加入可。老後資金の土台に。
  • 新NISA:運用益が非課税。つみたて枠でインデックス積立、成長枠も必要に応じて注文可能。
  • ふるさと納税:実質自己負担2,000円で返礼品。年末だけでなく上半期から計画すると上限最適化しやすい。

税制メリットを使い切ると、実質利回りが1~2%分上乗せされるイメージ。まずはここを「取りこぼさない」ことが差になります。

3. 不動産・安全資産も適度に配分

  • 小規模不動産:区分1室など小さく始めるのが原則。自治体によっては許可・届出が必要な場合あり。
  • 安全資産:現金・短期国債・金(ゴールド)等を**10~30%**目安で。

ライフイベントに備え、半年〜1年分の生活費は現金で確保しておくと安心。


公務員の実践モデル(例:月3万円から)

  • つみたて:S&P500 2万円/オルカン 1万円
  • 制度:iDeCo(できる範囲で)+ ふるさと納税は年初から積算管理
  • 安全資産:生活防衛資金は別口座で先に確保
  • 売買ルール:短期の値動きで判断しない/暴落時も積立は止めない

ポイント:先取り・自動化・放置。公務員(元含む)の強み「収入の安定」を、最小労力で資産に変える設計です。


よくある質問(FAQ)

Q1:デイトレはしてもいい?
A:法令上「投資そのもの」は許容されますが、勤務時間中の売買・端末利用は厳禁。また短期頻回売買はリスクと手数料で非効率。基本は積立中心で。

Q2:不動産はどこまでOK?
A:事業性が強い規模はアウトの恐れ。小規模でも所属庁の内規・許可制を必ず確認。

Q3:ブログやアフィリエイトは?
A:収益化=営利活動に該当し得るため、原則不可(自治体差あり)。少なくとも無許可での広告収入はリスクが高い。


まとめ:今日やることチェックリスト

  • 新NISAのつみたて設定(S&P500/オルカン、月3万円など)
  • iDeCoの可否確認・拠出額検討
  • ふるさと納税の年間上限試算
  • 所属庁の内規・許可制の確認(不動産など計画がある場合)

まずは「自動で貯まる仕組み」を作れば、明日からの努力は最小化できます。

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